フリートーク

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岡田版白い巨塔を見た個人的感想

こんにちは!ともんです。

 

先週5夜連続で名作「白い巨塔」が放送されましたね。

数か月前にケーブルテレビで唐沢版の白い巨塔を見たばかりだったので、岡田准一主演での放送があると知ったときはとても興奮しました。

きっと多くの方が放送を楽しみにしていたのではないでしょうか。

 

一番私が感じたことは、ズバリ、

「内容はしょりすぎ~( ;∀;)」

です。(笑)

5日間だけの放送ですからね、、、しょうがないのは分かるのですが、前作を

見たことなくて初めて見る人にはん?と思うところが何点かあったのではないかと思いました。

例えば、第一外科の教授選の選考会で選考委員がたくさんいるのにどうして大河内先生(岸部一徳)が委員なのか。大河内先生が委員長になるまでの経緯がなく、最初から大河内先生が中心になっていました。

 

もう1つ残念だったことは、登場人物の性格や登場人物どうしの関係性が少し変わっていたことです。

例えば、財前五郎(岡田准一)の妻の杏子(夏帆)。もっと派手で強く、周りからの脚光を浴びたい目立ちたがり屋の性格でしたが、教授夫人のポストへの執着はあるものの、財前と本当の夫婦関係になれていないことに悲痛な思いを抱く人になっていました。

そして東教授(寺尾聰)の妻の政子(高島礼子)。くれない会で邪険に思われるシーンがなかったので、前作と印象が異なったと思います。

東教授の娘の佐枝子(飯豊まりえ)はいろいろ変わってましたね。全部書いてたらきりがないです。。。(笑)

 

はしょりすぎとは思ったものの、やはり「白い巨塔」には感銘を受けさせられました。

遺書のシーン。遺書は毎作違っています。

里見、こうして虚しく死を待つだけになっても、君と共に病に苦しむ人々を治療し、その生命を紡ぐ医師として、人生を全うできたこと、誇りに思う。】

ここまでわかりやすく、すんなり心に入ってくる文章は今までの遺書になかったと思いました。

私が個人的に1番感動したシーンは、財前が『お前だったr誰に切ってもらう?』と尋ねて、里見先生が『俺だったら、お前に切ってもらう』と答えたところです。

あのシーンの財前の顔はグッときました。

 

胃がん⇒肺がん⇒膵臓がんと毎作時代に合わせて設定を変えてるのもおもしろいですよね。

医学が進歩しているんだなと感じます。

 

白い巨塔はやっぱりおもしろいなと改めて思いました。

ただ、、、やっぱり唐沢版が一番すき。(笑)

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。